何度も接触すれば信頼される、とは限りません。連絡が役立つか、負担になっていないかは、内容や相手の状況によって変わります。営業のフォローは回数ありきで決めず、必要性と希望を確認しましょう。
本記事は一般的な営業実務の整理です。扱う商品・業種のルールと所属先の手順を優先してください。通信求人ラボの募集条件は本文の案内をご確認ください。
単純接触効果を連絡回数の根拠にしないための注意点を解説。目的・方法・頻度を確認し、負担の少ないフォローを考えます。
単純接触と営業成果は同じではない
単純接触効果は、繰り返し触れることが対象の評価に影響する現象として研究されてきました。ただし、営業電話やメールを増やせば好かれる、信頼される、契約されると保証するものではありません。
研究資料:Robert Zajonc「The Attitudinal Effects of Mere Exposure」。断られた理由を「接触不足」と決めつけないようにしましょう。
目的・方法・タイミングを合意する

次の連絡は、未回答の質問への回答、検討資料の送付、利用状況の確認など目的を明確にします。そのうえで希望する連絡手段と時期を相談します。
会話例:「確認結果はメールでお送りします。その後のご連絡は必要でしょうか」。一律に毎週連絡するより、合意した用件に合わせて予定を決めます。
連絡するたびに新しい意味を持たせる
前回の質問に答える、約束した資料を届けるなど、受け手が目的を理解できる内容にします。返信を求める場合は、必要な項目を絞り、回答期限があるなら理由を添えます。
「役立つ情報だから」と本人の希望を無視して送り続けるのは避けます。情報提供を希望した範囲と、販促の案内が同じかも確認してください。
返信がない場合と断られた場合を分ける
返信がない理由は、忙しい、届いていない、検討していないなどさまざまです。合意や社内手順の範囲で必要な確認を行い、無期限の追客にしない終了基準を設けます。
連絡不要と言われたら記録し、別担当から同じ勧誘をしないよう共有します。契約上必要な通知や不具合対応は、販促と目的を区別して扱います。
件数より相手の負担と約束を確認する
フォロー記録には、連絡日だけでなく目的、本人の希望、回答した内容、次の対応を残します。閲覧権限や保管は所属先のルールに従い、必要以上の私生活情報を記録しません。
振り返りでは回数を増やすことより、未回答を放置していないか、連絡不要の希望が反映されているかを確かめましょう。
通信求人ラボ編集部|内容・募集条件の確認:2026年9月16日


