ドアインザフェイスとフットインザドア|依頼の順序と注意点

ドアインザフェイス/フットインザドアの使い方|頼み方で承諾率は変わる

小さな依頼から進める方法と、大きな依頼の後に小さな依頼を出す方法があります。ただし、承諾を得る順序を工夫するだけでは、適切な商談になりません。目的と負担を明確にし、その都度選べる状態を保つことが大切です。

本記事は一般的な営業実務の整理です。扱う商品・業種のルールと所属先の手順を優先してください。通信求人ラボの募集条件は本文の案内をご確認ください。

この記事のポイント

依頼を段階的に行う2つの手法の違いを解説。断りにくさを利用せず、各段階の目的と負担を示して意思を確認する方法を紹介します。

2つの手法の違いを知る

フットインザドアは、小さな依頼への承諾を得た後に、より大きな依頼をする手法です。ドアインザフェイスは、大きな依頼が断られた後に、より小さな依頼をする手法です。研究で報告された承諾の変化を、商品契約の成功率にそのまま当てはめることはできません。

原研究:Freedman・Fraser(1966)/Cialdiniほか(1975)。

それぞれの承諾を分けて扱う

資料を見る、説明を聞く、申し込むという各段階で、別々に意思を確認する
資料を見る、説明を聞く、申し込むという各段階で、別々に意思を確認する

資料を見ること、説明を聞くこと、見積もりを取ること、申し込むことは別々の意思決定です。最初に「はい」と答えたからといって、後の依頼も承諾したことにはなりません。

会話例:「ここからは個別の見積もりになります。必要な確認内容と所要時間をお伝えしてもよいですか」。進めたくない場合は、そこで終了できるようにします。

断らせるための大きな依頼を作らない

本命を安く・軽く感じさせるためだけの過大な案は、比較をゆがめます。上位案を示すなら、本人の用途に関係する実在の選択肢として説明します。

大きな案が承諾された場合も、そのまま進めるのではなく、費用や機能が必要な範囲に合っているか確認します。契約額の大きさだけで最善とは判断できません。

時間と負担は正確に伝える

「5分だけ」と言うなら、実際にその範囲で終えられる内容にします。延長が必要なら理由と追加時間を伝え、続けるか確認します。

無料資料の請求を、継続的な電話営業への同意に置き換えないようにしてください。資料の送付と、その後の連絡方法や希望は分けて扱います。

段階を設ける目的を説明する

段階的な確認は、条件の取り違えや不要な作業を減らすために使います。確認が不要な段階を増やして、断りづらさを積み上げる必要はありません。

商談後は、目的と負担を説明できたか、途中で変更・中止できたかを振り返ります。相手の意思を確認する手順として整えましょう。

通信求人ラボ編集部|内容・募集条件の確認:2026年9月16日

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