テレアポで受付突破できないのは、トークの「伝え方」に原因があります。結論から言えば、受付突破の鍵は「用件を簡潔に、迷わせず、堂々と伝える」こと。この記事は、いつも受付で止められて担当者につないでもらえないという営業担当者に向けて、受付突破するトークのコツと、止められにくい言い回しを紹介します。
結論:受付突破は「迷わせない伝え方」で決まる
受付の役割は、不要な電話を担当者に通さないことです。だからこそ受付突破のコツは、「この電話は通すべきだ」と受付が瞬時に判断できる伝え方にあります。用件が曖昧、態度が弱々しい、売り込み臭が強い——この3つは受付に止められる典型です。逆に、用件を簡潔に、堂々と、迷いなく伝えれば、受付は「自分が判断する案件ではない」と感じて取り次ぎます。
受付突破するトークのコツ(4つ)
1. 用件は「短く・具体的に」一文で
「ご挨拶で」「サービスのご案内で」は止められやすい言葉です。「○○の件で、ご担当者さまにお取り次ぎをお願いします」と、具体的な用件を一文で伝えます。長い説明は不要。受付に詳しく話すほど、判断材料を与えて止められます。
2. 名乗りは堂々と、当然のトーンで
声が小さい・語尾が弱いと「怪しい電話」と判断されます。会社名と名前をはっきり、当たり前のように名乗ること。「取り次がれて当然」という落ち着いたトーンが、受付の警戒を解きます。
3. お願い口調より「依頼の言い切り」で
「つないでいただけますでしょうか…」と語尾を濁すと止められやすくなります。「お取り次ぎをお願いします」と丁寧に言い切る方が通ります。卑屈にも横柄にもならず、対等な依頼として伝えるのがコツです。
4. 担当者名がわかれば必ず指名する
「ご担当者さま」より「○○さま」と名前で指名する方が、格段に通りやすくなります。事前に担当者名を調べておくだけで受付突破率は上がります。名前がわからなければ、用件から担当部署を特定して指名します。BtoBのテレアポ全般のコツはテレアポBtoBを参照してください。
止められにくいトーク例・NG例の早見表
同じ用件でも、言い方ひとつで結果が変わります。下の早見表でOK例とNG例を比べてください。
| 場面 | 止められにくいOK例 | 止められやすいNG例 |
|---|---|---|
| 名乗り | 「○○の△△と申します」(はっきり) | 「えーと、○○と申しますが…」(弱い) |
| 用件 | 「○○の件でご担当者さまをお願いします」 | 「サービスのご案内でお電話しました」 |
| 指名 | 「○○部の△△さまをお願いします」 | 「ご担当の方いらっしゃいますか?」 |
| 依頼 | 「お取り次ぎをお願いします」(言い切り) | 「つないでいただけたりしますか…」 |
取り次がれた後の担当者トークはテレアポのスクリプト例文で型を確認しておきましょう。
受付の断り文句への切り返し
受付には定番の断り文句があります。引き下がらず、用件の正当性を簡潔に示しましょう。
| 受付の反応 | 切り返し例 |
|---|---|
| 「ご用件は?」 | 「○○の件です。ご担当者さまでないと判断が難しい内容ですので、お取り次ぎをお願いします」 |
| 「営業はお断りで」 | 「営業のお電話ではなく、○○に関するご確認です。○○さまにおつなぎいただけますか」 |
| 「担当は不在です」 | 「承知しました。お戻りは何時ごろでしょうか。改めますので教えていただけますか」 |
| 「資料を送って」 | 「お送りします。宛先のご担当者さまのお名前だけ伺えますか」 |
断り文句ごとの体系的な切り返しは反論処理のスクリプトでまとめています。
よくある質問
Q. 用件を聞かれると止められてしまいます。
用件を詳しく説明しすぎている可能性があります。受付には「何の件か」を一文で伝え、「担当者でないと判断できない内容」と添えるだけで十分です。詳細を話すほど止める材料を与えてしまいます。
Q. 「営業お断り」と言われたらどうすれば?
真っ向から押し返さず、「営業ではなく確認・案内」と用件の性質を言い換えます。それでも通らなければ、無理に粘らず担当者名だけ聞いて、後日メールや別ルートに切り替えるのが得策です。
Q. 受付突破できても担当者に断られます。
受付突破はゴールではなく入口です。取り次がれた後の興味づけが弱いと、結局そこで切られます。担当者向けのトークを別途磨きましょう。受付と担当者で、伝えるべき内容は分けて準備します。
まとめ:簡潔・堂々・指名で受付を抜ける
テレアポの受付突破は、用件を一文で簡潔に、名乗りを堂々と、可能なら担当者を名前で指名するのが基本です。お願い口調で濁さず、依頼として言い切ること。まずは自分の名乗りと用件を録音して聞き返し、弱い箇所を直してから次の架電に臨みましょう。
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